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今月の法話
わたしにとって親とは
「ただひとつ言えるのは、先生や友人の代わりはいくらでもいる。しかし、自分を産んでくれた母親や 父親の代わりは一人もいないということだ。」
新井満・伊藤比呂美・太田治子
『10代の哲学9 わたしにとって親とは』
ポプラ社より

よくテレビの親子ゲンカの中のセリフで、「誰も生んでくれと頼みもしなかったのに」という場面があります。では 居もしない子どもに、「お前を生んでいいかい?」と聞けるわけがありません。私たちは自分で希望してこの世に生まれてくることはできないのです。
自分がこの世に生まれてくることができたのは、お父さん、お母さんがいたからです。もちろん、その前のおじいさんやおばあさんもいなくてはなりません。
もっとさかのぼると、自分のいのちにつながる「ご先祖さま」です。先生や友人はたくさんいます。物もたくさん手に入れられます。
しかし、お父さん、お母さんは一人しかいません。かけがえのない大事なひと、そういう思いでいつも感謝の心で接したいものです。



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