昔、あるところに二人の娘もった母親がいました。一人は傘やへ、もう一人は雪駄やへ嫁いでいました。 その母親は、雨の日になると雪駄が売れないであろうと心配し、また、晴れた日には雨傘がまた売れないであろうと心配をしていました。
そこで、ある人がこの母親にこう言いました。そんなに毎日心配ばかりで気が重かろう。いっそ反対に考えたらどうだ。
晴れた日には雪駄が売れて儲かろう。雨の日には雨傘が売れてよかろう。このように考えれば毎日が楽しくなる。と・・・・・
簡単のようですがこのように考えながら暮らしている人は案外多いものです。
他人の欠点をあら捜ししては、いつも怒ってばかり。こういう人は毎日が楽しいはずがありません。反対に他人のいいところを認め褒めてあげれば 両方ともに気持ちがいいものです。
ものは考えよう、人生を楽しく生きましょう。


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