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今月の法話
急流に耐える石は、みなまろやかである。
世の荒波に耐え得る人も、
自我の角なく、心まろやかである。

川の上流には比較的とがった石が多いようです。下流に行くに従って角がとれま〜るい石が大部分となります。
水に流される途中でぶつかり合い、角がとれて丸くなるのです。人も同じように多くの人と接するうちに自分を見つめ反省し自我という角がとれていくのです。
しかし、世の中には、自分ほどえらいものははいない、自分が最高などと自分を見つめる心のない人は常に他人との争いが絶えません。
自分を謙遜し周りの人と協調して行こうと思っている人の心は穏やかです。


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