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今月の法話
許す者は、心常に穏やかなり
『法句経』(真理のことば)岩波文庫 中村 元訳より引用

「許す者は、心常に穏やかなり」

「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以ってしたなら ば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みをすててこそ息む。
これは永遠の真理である。
法句経第5番目の句です。平和維持軍というのがあります。平 和を取り戻すために戦う軍隊です  ?????となんか首をかし げたくなります。以前、植樹祭をするためにその会場作りがされ、 邪魔な樹木が伐採されました。これも?????という感じです。
そもそも、宗教とは、人々が楽しく平和に暮らしていくための心の ルールだと思います。しかし、自分の信じているのが絶対最高のも のである、という思いが他を誹謗中傷することになるのです。日本 でも「仇討」というのが認められていました。
しかし、それもルールがあり、仇討も1回だけで次の仇討は禁 止されていました。
 最近は、戦争やテロの応酬が続いています。されたからやり返 す。これがズーッと続いているのです。街角で、市場で普通の市民 の真ん中で爆弾を破裂させ死傷者が多いと満足しているやからがい るのです。
釈尊は、怨みを捨てなければ、それは際限なく続いていくであろう とおっしゃっているのです。こいうことを止めるためには、「怨み を捨てなければならない」と教えられるのです。
 「許す者は、心常に穏やかなり」 戦争だけでなく、私たちの日 常の中でも、常に他人を憎み呪っている人の心には決して心の安ら ぎは来ません。他人の失敗や、欠点ばかりを見る人は幸せから最も 遠いところにいるのです。
嫁と姑、隣どおし、限られた人生如何に楽しく過ごしていくか、よ く考えていく必要があると思います。
 あなたの考え、心の持ち方で幸不幸が決まるのです。



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