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今月の法話
幸せを目指すあなたへ
 お彼岸に入りました。
 彼岸とは彼の岸。つまり幸せな暮らしをいいます。それに対して、争い、憎しみ奪い合うような暮らしが此岸。こちらの岸をいいます。 この世に生まれて幸せに暮らしたいと思わない人はいません。しかし、すべての人が幸せになるわけではありません。 神様や仏さまが勝手に人の運命を決められるわけでもありません。 相田みつをさんは「しあわせは、いつもじぶんのこころがきめる」と言っています。自分が幸せなのも、不幸なのも自分の心次第だということです。 仏さまの教えとは、「自分の心を管理する教え」のことです。 人間としての守るべきこと、行うべきこと、してはいけないことなどを解りやすく説かれたのが「お経」です。 人と人とが仲良くやっていくにはどうすればよいかという教えです。
 では「日常」の中でどうすればよいと教えてあるのでしょうか。それにはお互いにプレゼントをしなさい、ということです。 プレゼントとは高価なもの大事なものでもありません。あなたの優しさや思いやりの心を相手に与えましょうということです。 これは「無財の七施」としてお経の中で説かれています。 それは、(いつでも・どこでも・だれにでも)、優しい目や心、そして、にこやかな顔で接し、すすんでお手伝いをし、思いやりの言葉をかけ、 人が来たら心よくおもてなしをし、席をゆずり合い気持ちよく坐れるにすることです。 こうした相手を思いやりの心によって、相手も自分も心豊かに暮らしていけるのです。


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