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今月の法話
はげみこそは不死の道、怠りこそは死の道也。
いそしみ励む者は死することなく、
怠りにふける者は、
いのちありともすでに死せりなり。
『真理のことば』岩波文庫 中村元訳より

仏教徒としての生き方を端的に示された言葉です。
日本人は世界の中でも長寿の国になりました。お釈迦さまのころの平均寿命は30歳くらいだったといわれます。
不平不満を言いながら90歳代まで生きる人。いつも感謝の気持ちをもって暮らしていながら長生きできなかったひと。 それぞれに与えられた時間は違います。
しかし、その生き方はその人その人により異なります。
自分の時間を、自分の為にだけ使う人。 自分は精一杯やっていて、時間を見つけては他の人の為にボランティアをする人。
「使命」とは命を使うことですが、どういう使い方をするかです。同じ時間を、寝ていたりテレビばかりを見て過ごすひと。また、同じ時間をボランティアなどで 走り回る人。
ただ長く生きることでなく、深く生きることの方が素晴らしい人生だと思います。


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